
ロゴの種類ってどんなのがあるの?
デザインも色々あるしよく分からない…

ロゴで使うのに最適なデータファイルの形式ってどれなんだろう…

このような悩みにお答えします。
ロゴってどんな種類のデザインがあるのか、どんなファイル形式が最適なのか分からない方も多いはず。
この記事では、ロゴの種類とロゴに最適なデータ形式について、画像付きで分かりやすくご説明します。

最後まで読んでいただければ、ロゴについての知識がかなり深まるはずです!
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ロゴデザインの種類とは?
ロゴデザインと言っても色々な形や種類があるのはご存知でしょうか?
一言でロゴといっても「ロゴタイプ」「シンボルロゴまたはシンボルマーク」「ロゴマーク」と、それぞれ呼び方が違います。
このほか代表的なロゴとして以下のデザインがあります。

基本的に多く作成するロゴは、シンボルロゴ(またはシンボルマークとも言う)とロゴタイプを合わせたロゴマークになります。

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以下よりロゴの種類を詳しく説明します!
【ロゴタイプ】文字を主体にデザインしたロゴ

ロゴタイプの特徴は、ブランド名など文字を主体にデザインしたロゴです。
大手企業の例で言うと、
- コカコーラ
- Amazon
- ユニクロ
- Yahoo
- 富士通
- サントリー
などが代表的なロゴタイプになります。
「ロゴタイプってただの文字じゃん!」
と思う方もいるかもしれませんが、それぞれのブランドごとにコンセプトがあり、ロゴタイプには上記で説明したように隠されたこだわりなどが多いのも特徴です。
代表的なロゴでいうと『 FedEx(フェデックス) 』がありますね!
※この記事の後半で解説します。
【シンボルロゴ(マーク)】ブランド名などの文字がないロゴ

シンボルロゴ(マーク)は、一般的にはブランド名の表記がないマークのみのロゴを指します。
大手企業で言うと、
- 「アルファベットのM」のマクドナルド
- 「リンゴ」のApple
- 「三つの菱形」の三菱
- 「CとCがクロスしてる」CHANEL
などが挙げられます。
シンボルロゴの特徴としては、ロゴを見ただけでどの企業なのかがすぐに認識できるようにするためです。
シンボルロゴってシンプルなデザインが多く、複雑なデザインはあまりないですよね。
シンプルなデザインが多い理由は、ひと目見て「あ〜、あのブランドね」と知ってもらうためです。
シャネル(CHANEL)なんかは「 C 」が交差してるだけでシャネルってわかるし、マクドナルドなんてMと黄色=マックって想像しちゃいますよね。
複雑で細かいロゴだったり、情報量が多いとパッと見なんのブランドなのか?何をしている企業なのかが分からないデメリットがあります。
シンボルロゴを考えるときは極力最小限でシンプルにデザインするのがおすすめです。
【ロゴマーク】ロゴタイプとシンボルロゴを合わせたロゴ

ロゴマークは、ロゴタイプとシンボルロゴを合わせてロゴマークと称することが一般的です。
ロゴタイプ + シンボルロゴ = ロゴマーク
大手企業を例に挙げると、
- スポーツブランドのアディダス
- 通信業者のNTT
- 自動車メーカーのTOYOTA
- 航空会社のANA
などがあります。
ロゴマークの特徴の一つとして、ロゴタイプのみと違ってブランド名がシンプルに表現されていることが多いです。
シンボルロゴ、ロゴタイプともにデザインすると、情報量が多すぎてユーザーが認識しづらかったり視覚的に見づらい理由があります。
基本的にはロゴタイプ、シンボルロゴ、ロゴマークを様々なシーンに合わせて使い分けられるように、3種類のロゴを持ち合わせている企業がほとんどです。
ロゴを作成する際にはどの環境でも応用が効くように上記の3種類のロゴを作成すると良いでしょう。
タグライン

タグラインとは、企業や製品、サービスやブランドなどの特長を簡潔に伝えるための文言のことを指します。

タグラインの一例です!
- 「i’m loven’ it」(マクドナルド)
- 「カラダにピース。」(カルピス)
- 「ココロも満タンに」(コスモ石油)
- 「インテル入ってる。」(インテル)
- 「水と生きる」(サントリー)
- 「JUST DO IT.」(NIKE)
タグラインはキャッチコピーと同じように思われますが、実は少し違った役割になります。
- 企業の持つ理念や商品の普遍的な価値を打ち出したものであるため、不変かつ核心的なフレーズ
- 企業から顧客に伝える簡潔なメッセージ
- 流行や時代背景に合った言葉を採用し、消費者の心に強く訴求する柔軟に変化するフレーズ
- キャッチコピーはスローガンと似ている
- タグラインよりも一般的に商品やサービスなどで活用されている

中にはタグラインとキャッチコピー両方を兼ねるような文言を採用している企業も存在しますが、基本的にはこういった役割になります!
そしてタグラインとロゴはそれぞれこのような関係性を持ちます。
- ロゴ=視覚に訴えかける役割
- タグライン=言語に訴えかける役割
その他のロゴ

そのほかのロゴデザインとしてバッジの形のロゴがあります。
大手企業で例を挙げると、
- スターバックス
- サーティーワン
- Dickies(ディッキーズ)
- ALL STAR(オールスター)
などが挙げられます。
個人的には飲食店やアパレルブランドに多いイメージがありますね。
企業のロゴデザインには隠された意味がある
一言でロゴデザインと言っても、表面的には分かりづらい意味だったり、企業の場合は理念などがロゴ内に隠されていることも多くあります。
一見するとシンプルで何もデザインされてないように見えるロゴでも、実は隠されたデザインがあったりします。

このあとご紹介するFedEx(フェデックス)は、ロゴの余白スペース(ネガティブスペースと言います)をうまく使ってる有名な企業です!
以下、いくつか例を挙げます。
Google(グーグル)
まずは検索サービスで誰もが知ってるGoogle。

Googleのロゴは何度かリデザインされていますが、色の配色は1998年以来ずっと同じ色材の三原色(プライマリーカラー)である、青、赤、黄の中に第2原色(セカンダリーカラー)の緑が混ざっている色合いです。
この配色の意味は、
と言われています。
フェデックス(FedEx)
お次は国際宅急便の世界最大手『フェデックス(FedEx)』のロゴです。

一見するとなんてことない普通のロゴのように見えますが、
注目すべきは「 Ex 」の空白部分。

右向きの矢印が隠されているのがわかります。
これは「 E 」と「 x 」の間にある余白部分(ネガティブスペース)を矢印にするという見事な発想です。
この矢印は、配達に対しての「スピード」や「正確さ」も表現しています。
Amazon(アマゾン)
オンラインショッピングサイト最大手Amazonのロゴデザイン。

黒色の『amazon』の文字とオレンジ色の矢印が特徴的なAmazonのロゴ。
黄色い矢印はアルファベットの最初の文字である〝 a 〟から、
最後の文字の〝 z 〟にかけて繋がっています。
これは「Amazonではあらゆるものが手に入りますよ」と表しており、同時に矢印はスマイル(広角の上がった口元)でもあります。
これはAmazonで購入する人々の幸せを表現したものだそうです。
VAIO(バイオ)

SONYから発売されているPCブランドの『VAIO』にも隠された意味があります。
VAIO(Visual Audio Intelligent Organizer)は、SONYが「ビデオとオーディオをパソコンで統合的、先進的に扱うことが出来るハードウェアを作りたい」という思いから名付けられたブランド名です。
ロゴ前半の〝 VA 〟の部分は正弦波(アナログ信号)を表し、後半の〝 IO 〟の部分は二進法(デジタル信号)を表しており、それぞれアナログとデジタルの融合が象徴的なデザインになっています。
このように一見するとただのブランド名がロゴになっただけに見えてしまうロゴですが、実は各ブランドごとに事業やコンセプトを取り入れて作られたロゴなんです。

ロゴの種類やデザインについては以上です。下記よりロゴのファイル形式についてご説明します。
ロゴのファイル形式について
ロゴデータの納品や入稿時に使うファイル形式は、一般的にこの4つになります。
拡張子は全て下記のように小文字になります。
- ◯◯.jpg
- ◯◯.png
- ◯◯.ai
ファイル形式はそれぞれに特徴があります。

以下でそれぞれの詳しい説明をします。
JPG形式:一般的な画像として使用する場合はこちら

写真などの色数の多いものにはこちらが最適で、写真をキレイに保存したい場合はJPGがおすすめです。
そのほかのJPGのメリットは、画像データサイズを小さくできることです。
同じ画像をPNG形式で保存するとかなりのデータサイズになりますが、JPGの場合はデータサイズを小さくできるメリットがあります。
JPGのデメリットとしては、写真の明るさを調整したり文字を入力するなど加工をして、上書き保存をするたびに画像が劣化していきます。劣化させたくない場合はPNG形式で保存すると良いので、次の項目でご説明します。
そのほかJPGは背景が透明になりません。ホームページなどで使用する場合には四角いベタ塗りの背景があるのでWEB用としては不向きです。サイトやブログで使用する場合もPNG形式が最適です。
PNG形式:サイトのロゴなどWEB用画像として使用する場合はこちら



また、PNG形式は色数の少ないイラストなどに最適のファイル形式です。
色数の多い写真などには不向きですが、イラスト系の画像やロゴ、アイコンなどはPNG形式で保存しましょう。
また、背景が透明な透過PNG形式での保存も可能なので、ロゴだけを使いたい場合もPNGが最適です。
JPGと違ってデータサイズが重いですが、上書き保存に対して画質が劣化しないのもメリットのひとつです。
JPG、PNG形式それぞれメリットとデメリットがありますので、環境に合わせて保存するのがいいでしょう。
PDF形式:印刷業者へ入稿する場合や閲覧もしたい場合はこちら
ロゴデータを印刷業者へ入稿する場合、サブスクになったAdobeのIllustratorを契約してなければPDF形式がおすすめです。
PDF形式はデザインの閲覧がどのデバイス(端末)からでも可能ですが、次で説明するAI形式はIllustratorでなければ開くことができません。
AI形式:印刷業者へ入稿する場合やデザイン編集する場合はこちら
デザインの修正や編集が可能な唯一のデータがAI形式です。
閲覧や修正など、デザインを加工する場合にはAdobe Illustratorの契約が必要になります。
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SVG形式:サイト用のロゴに最適な形式
サイトのロゴなど、WEB上で拡大しても劣化しない形式です。
拡大しても劣化しないので、モニターサイズに関わらず常に綺麗なロゴが表示されるようになります。
ちなみに当ブログのロゴはSVG形式です。※プラグインがないと使用できない場合があります
ちなみにこのブログはWordPressのCocoonで、SVG Supportというプラグインを使って表示させています。
ロゴの種類やファイル形式の特徴を理解して正しい納品や制作をしましょう

この記事のまとめです。
一見すると普通のロゴに見えても、事業や理念、コンセプトなどを取り入れて作られた意味のあるデザインも多いですよ。


ロゴに使用するファイル形式は4種類あり、ロゴの納品に最適な形式はPNGとPDF形式(もしくはAI形式)です。
それぞれ特徴が違うので、使用用途にあったデザイン、データ形式で納品依頼をしましょう。
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