画像内の文字をテキストデータに変換したい…
その悩み、この記事でご紹介するアプリを使えば解決できます。
クラウドワークスやココナラなどで文字起こしが有料サービスとして出品されていますが、この記事を読んでいただければ無料で使えるOCRのアプリと操作方法が分かり、文字起こしがカンタンにできます。

この記事では、iPhone(iOS)で使えるOCRアプリをご紹介します。
そもそもOCRって何?

OCRとは、撮影した写真から文字の部分だけをテキストデータとして抽出できる機能のことを「OCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)」と言います。
AIが文字として認識できるものを自動的に抽出してくれるので、テキストデータとしてタイピングする手間が省けて効率的な機能です。
OCRアプリも精度の高い人気のアプリから精度があまり高くないものまで様々あります。
人気のOCRアプリ【CamScanner】は使用回数制限がある
OCRアプリで有名なのが、iOS内のレビュー評価も高いCamScannerアプリですが、ひとつ問題なのが無料での使用回数制限があるということです。
無料会員登録すれば4回までは無料で使うことができますが、それ以降は有料になるので無料で使い続けたい方にはあまりおすすめはできません。
オススメ!読み込み精度が高い【Text Scan 無音 高精度 OCR スキャナ】
僕が実際に使っているOCRアプリの中で、おすすめなのがText Scanアプリ。
何回使っても無料なのはもちろん、シンプルな操作で読み込み精度が高いのも特徴の一つです。
操作方法もカンタンだし、容量も26.1MBと比較的軽いという点も魅力的です。
- 何回使っても無料
- シンプルな操作
- 読み込み精度も高い
- 容量も26.1MBと比較的軽い
Text Scanアプリの使い方

▲アプリを立ち上げたら中央のシャッターアイコンを押すとカメラが起動します。

▲読み取りたいものをカメラ内に収めたら再度中央のボタンで撮影します。(ここでは書籍を例としてます。)

▲すると書籍の文字が抽出されますので、この文字をコピーして任意の場所に貼り付ければOK。

▲たまに誤読されることがあるので、その箇所を修正したりして必要な部分をコピーすればOKです。
誤読されていないか間違いを確認する場合は、画面左上にある赤枠部分をクリックすると、

▲読み込み用にスクショされた元の画像が出てくるので、これで確認することができます。
スマホ内の画像やファイルから読み込みたい場合

▲スマホ内の画像やファイルから読み込みたい場合には、画面右下の「ルービックキューブ」のような赤枠部分のアイコンをクリックすれば開くことができます。
普段よく使っているLINEアプリ内のカメラでもOCRが可能
日本国内でのLINEの利用者数は8100万人と人口の半数以上が利用しているLINEアプリですが、実はチャット機能だけではなくアプリ内のカメラでOCR機能を使うことでテキストデータに変換することができます。
使い方は簡単!トークルーム内でカメラを立ち上げたら「OCR」のタブにカーソルを合わせて撮影するだけ。
下記より画像付きで説明します。
LINEアプリのOCRでテキストデータに変換する方法

▲まずは任意のトークルームを立ち上げて、画面下赤枠のカメラアイコンをクリックします。

▲画面下にある「OCR」のタブに切り替えて、読み取りたい文字をカメラ内に収めたら撮影ボタンを押します。

▲すると文字として読み取れた部分が緑色のマーカーが引かれるので、「コピー」や「シェア」、「英語に翻訳」などのアクションを起こすことができます。
画像からテキストが抽出できるOCRアプリまとめ
画像内のテキストデータを全て読み取ることは難しいですが、画像内の比較的見やすいテキストを抽出するなら無料アプリで問題なくできます。
長文のテキストデータにする場合には、クラウドソーシングなどの有料サービスを利用するのも手ですが、まずはこの記事で紹介した無料アプリを使ってぜひ文字起こしをしてみてください。